ブックメーカーの競馬の馬券の還元率
ブックメーカーは、海外にある賭け事を専門に扱う業者で、その賭け事の対象もサッカー、ラグビー、野球などのスポーツだけでなく、経済指数、石油価格、金価格、有名人の子供の名前などの幅広いジャンルに及びます。
最近では日本の競馬も国際化したG1レースも対象になって馬券も買えます。では、このブックメーカーの配当還元率は日本のものと比べてどうかといいますとかなりよくのが普通です。
その理由は、日本の競馬の収益構造にあり、まず馬券を購入する最低限でも税金などで35%がとられています。つまり100円で購入して65円の価値しかないものになり、それを全部集めて勝者に配当することになっています。
一方ブックメーカーはこの収益の構造として購入代金の10%を引いて利益として、残りの部分は全部集めて賭けた勝者に配当する形をとるので還元率もうんとあがります。
この利益の割合もブックメーカーによってはもっと低いところもあり、その場合の還元率はさらによくなります。民間経営ゆえの利点ともいえます。